10代の頃。
バンド活動をしていた頃。
10才離れたリーダーのボーカルだった兄貴はたくさんの音楽を知っていて、今の自分に合うだろうと、教えてもらったミクスチャーヘヴィロックバンド。
1stアルバム、2ndアルバム、3rdアルバムと貸してもらい、1stを聞いたところ、とても衝撃を受けたのを覚えています。
荒々しく、勢いがある。
ジャズドラマーで鍛え上げてきたリズム感は正確で繊細だが、力強く、多彩なリズムが芯に届くドラム。
シンプルな構成なのだけれど、フレージングやキャラクターが他とは違うサウンドと世界観を醸し出している。
サビで登場するフレッドダーストのシャウトに、後方から力強いベースの重低音で迫力が増す。
ジャカジャカならすギター、低温のミュートカッティング、コミカルなギターリフと独特のキャラクターでバンドの中を踊るギター。
低音と高温の魔術師。MCとヘビーなシャウトでバンド全体の魅力を引き出すボーカル。
とても影響を受けたバンドです。
激しい音楽ですので、さすがに年を経てくるとずっとイヤホンを通して聞いていると疲れるのですが、今でも聞いてテンションを上げてくれる音楽でもあります。
自分のリズムを整えてくれますね。
ヴォーカルであるフレッド・ダーストですが、最近動画を見ると声が出ていない。。。
年ですかね。
かつての勢いがなくなってしまっているのを見ると、なんだか切なくなりますね。