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小学校の思い出 泥団子 イラスト

小学校の思い出「泥団子」イラスト

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高学年のお兄ちゃん、お姉ちゃんの手には光り輝く玉があった。
友だちは、あれは泥団子だという。
まさか、泥団子があんなつるつるぴかぴかになるわけがない…。
水を含ませて作った泥団子の土台を作るまではできた。
ここから先に秘密があるはずだ。
運動場にある表面にある粗い砂を避け、固いところにある砂、通称「さら砂」を指でこそいで泥団子に少しずつ馴染ませていく。
土台の団子の作り方や、仕上げ作業における水の配分を間違えていると、ひびが入ってしまったり、崩壊してしまう。
つるつるぴかぴかの泥団子を作るのは、繊細手仕事なのだ。
さら砂を馴染ませる繰り返し作業を行うと、次第に光沢を帯びてくる。
古のおとぎ話のような話で、ただの泥団子が磨き上げることでつるつるぴかぴかの宝物になり変わるのだ。
その宝を持ち帰り大切に保管するも、時の流れとともにすっかり忘れ去られてしまう。
その経験が彼らの宝となるから。

 

今日の作業用BGM

 

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