自分で立つことも、生きるために自分で食べることも、欲求を伝える言葉でさえままならない、幼児は泣くことによって親へ欲求を伝達する。
欲求と行為が適合しなければ泣き続けることによって符号させる。
誰が教えたわけでもなく、誰か構築した構造化した情報に接続することによって幼児は要求を伝える。
シグナルを理解している者は「泣く」という行為が、どのような心境であるかを知っている。
突然に笑みを浮かべる赤子に幸福感を得る。
反射的に笑みに接続するのは何故なのだろうか。
悲しみに涙を接続するのは何故なのだろうか。