ごんと鈍い音が鳴り響く。 打ち付けた頭を押さえ片目涙を溜め込み、ぶつけようのない怒りを歯にぎりぎりといわせ、頂を見る。 交差する幾つもの棒は頂の全貌を曇らせて見せたものだ。 この強烈な鈍痛には二度もくらいたくもない。 慎重にかきわけながら、どんっ!とまたも頭を打ち付ける。 「そこにもあったんかーい。」と、抑えた手の間から憎き鉄棒を確認する。 感覚的にも知ったのかもしれないな、挑戦することを、そして頂に登った景色がどんなものなのかの探求を。 友と到達する喜びを。 今日の作業用BGM Smash Mouth – All Star