JR明石駅。
4番線の新快速。
冬らしい寒さになって、加えて強い風が吹いて、体がかじかむ。
電車を待っていた人が体を小さくしながら次々と乗り込んでくる。
ゆとりのあった空間が少し人で狭くなった。
扉の窓から見えるホーム。
人がいなくなった広いホームを小さな女の子が
楽しそうに踊っている。
イヤホンから流れる音楽に合わせて、小さな女の子が
舞台を舞っている。
なにを歌っているのだろうか、口がパクパクしている。
ミュージカルを見ているよう。
それを見ていたら、目が合った。
おっと、と思って、2〜3秒目が合ったままアクションがなかったが、
ニコッとスマイルをしてみた。
そしたらば、ニッコリと照れくさそうに手を振ってくれた。
心がホッコリとした、というお話です。
今日で仕事納めのところも多く、いつもは喧騒の中に包まれている街も
穏やかにゆるやかな時間をそこにいる人たちと共有しているような感じ。
電車の窓を過ぎ去っていく景色を見ながら、
今年を振り返ってみた。
様々な新しい出会い、それを通じて新しい取り組みやプロジェクトに
関わらせてもらうことができた。
本当に感謝でございます。
ありがとうございます。
