bow's Design(ボウズデザイン)

枯葉の写真

気になっていたこと

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年末になって少し気になっていたことがあって。
少し歪む違和感。
なんとなーく、とこういうことなんだろう、と思っていたこと。
この人の本来の表情はこんなだったろうか。
こんな歩き方だったろうか、こんな姿勢だったろうか。
本来持つアイデンティティからの変化や進化ではなく、
全く別の何かになり変わろうとしているのだろうか。

現実的ではない夢を描き、そこに羽ばたこうとする姿勢は
嫌いではなく、好きだ。
ただ、それは自分の気持ちではなく、なにかに煽り立てられ、
そうせざるを得なくなったもの。
そこに本来持つアイデンティティとの闘いがはじまり、引くに引けない。
いつまなら、本音をぶつけ、静止してしまいたいところだが、
葛藤をしながらも、向かっていこうとしているものを止めるわけにはいくまい。

でも、良かった。
自分との闘いに勝ち、吹っ切れて、穏やかな姿を見せてくれた。
こちらも、ほっとしたわ。

いろんなものがあるし、いろんなやり方、考え方があるしね。
どれもこれも間違いではない。
生きてきた環境や、見てきた人、経験したこと。
人それぞれ、自分の信じるやり方でやっている。
肯定されることもあれば、否定されることもある。
意地の悪いこともされるし、嫌がらせを受けたり、悪口を叩かれたり、人格を否定されたり。
そんなものは、至る所にありふれていて、良い言葉や良い行いが、などど綺麗な言葉がありふれたり、
素敵な物語に感動したり、美しい逸話に共感したりするも、現実には起こりえにくいものだ。
交錯している。カードになったり、駒になったりさ。

何も知らない時間を、何も知らないなりにいろいろと悩み、苦悩し生きてきたならば、
心の奥底を見てみれば、自分の生き方が見えてくるさ。
それができないのは、表面的に繋がれている鎖や重り。
自分を信じることができる材料は揃うにあたる時間は既に過ごしてきたはず。
誰かが作った生き方が、正しいわけではない。
誰かが作り、誰かがデフォルトであると言ったにすぎない。

自分の生き方を選べば、同じような生き方をしている人は少ない。
誰かが作ったスタンダードから外れるわけだから。
孤独になることも、逆風にさらされることも、どうしようもない問題に直面したり、痛い思いもするわけで、
でもやっているということは、既に覚悟もなにもできているわけで。
合うやつもいれば、とことん合わないやつも、楽しく話せるやつもいれば、話せないやつもいる。
相対性。
時間はただ目印だが、体感している時や場所、出来事は人それぞれ。

言わせておけばいいし、やらせておけばいい。
宣伝や広報してくれると思って、耳を傾けず自分の向かっているところに歩めばいい。
出会いがあれば、別れもある。再開だってね。
そんなものだ。

Bob Marley / Redemption Song

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