「てれーび、てれーび、てれびが無けーれば、僕の一日は始まりません。
てれーび、てれーび、てれびが無けーれば、僕はとてもやってはゆけません。」
次の現場への待ち時間のカフェにて、こんな歌詞のフォークソングが流れてきました。
ああ、古き良き時代の光景が頭に浮かびました。
まだ、リモコンも無くて、白黒で。
ガチャガチャ回すつまみで、チャンネルを合わす。
テレビの上にはアンテナが。
畳の間の真ん中には、丸いちゃぶ台。
ちゃぶ台の周りには、お父さん、お母さん、子どもたち、おじいちゃん、おばあちゃん、ペットのにゃんこ。
家族があのちっさな四角箱の中を見ている。
笑ったり、怒ったり。
のめりこんで沈黙したり。
テレビって、家族の団らんを作った、すごいツールだったのかもしれませんね。
冬の夜の仕事帰り、家の塀の中から、みんなが笑っている声。
お父さんはきっとこう思ったに違いない。
「早くお家に帰ろう〜。」
最近では、テレビを見ることが少なくなりました。
内容が本当につまらなくなってしまった。
テレビ業界、もっと頑張って欲しいっす。
全国の家族の団らんを。